追熟ってナニ? 果物の成長を子どもとアボカドで学ぼう

追熟ってナニ? 果物の成長を子どもとアボカドで学ぼう

2020.1.27

美容と健康を美味しくサポートしてくれるアボカド。しかしその楽しみ方は「食」だけにあらず。買ってきたアボカドを食べ頃の完熟状態まで育てる「追熟」を目で見ることができるのも、大きな特徴です。美味しくなるまでの過程を、お子さんと一緒に観察しながら、学んでみませんか?

日本でもほとんどのスーパーで販売され、簡単に手に入るメキシコ産アボカド。アボカドによっては、お店に置いてある時点では緑色で、触ると硬いものもありますよね。実はこれ、まだ完熟していない、いわゆる未熟な状態なのです。遠くメキシコから届くアボカドは食卓にのる時に食べごろになるよう、収穫時はまだ緑色の状態。少し若めの状態で買って、家でじっくり「追熟」させて、食べ頃を待つのも良いですよ。

追熟とは、その字の通り収穫後に“後から追って熟させる”させること。メロンやキウイフルーツも常温で置いておくと、熟していきますよね。でも、メロンと違って、アボカドは柔らかさだけでなく、色や皮の質感などの見た目でも変化が分かりやすいので、「追熟」を観察するのにぴったり。アボカドの追熟完了サインは、①色が黒くなってくる、②ハリとツヤがある、③ヘタと果肉の間に隙間ができている、④軽くにぎって少し弾力がある、などいくつかあります。

「どうしてすぐに食べないの~?」と疑問を持つお子さんにも、果物には食べ頃があることを楽しみながら教えてあげられますね。

追熟の方法は、常温で置いておくだけと、とても簡単。また、熟すスピードを早めたい時は、バナナと一緒に紙袋に入れて、常温で置きましょう。何故かというと、アボカドは、植物が出す「エチレンガス」によってさらに熟成が進みます。バナナはエチレンガスを発生させるので、一緒に入れると、アボカドの追熟が早まるというわけです。例えば、ひとつはそのまま、もうひとつはバナナと一緒にしておいて、熟成スピードの違いをお子さんと一緒に観察してみるなどしても面白そう。

アボカド追熟:イメージ画像

逆に、熟しているけどすぐに食べたくないという場合は、涼しいところにそのまま置いておきます。袋に入れると自らが放出するエチレンガスによって熟成が進んでしまうので、裸のままで置いておくのがポイント。だいたい8~12度くらいが保存に適していると言われています。但し、追熟する前に冷蔵庫保存してしまうと硬くなってしまうのでご注意を。

熟したアボカドを美味しくいただいたあとは、残った種をお部屋で育てて観葉植物にするという楽しみ方も。アボカドは、食べてよし、見てよしの、とっても素敵なフルーツです。